キャリアの広がり

2回の海外赴任を経て、
技術者としての
視点が高まった。

技術系貯留層・生産

S.S.

技術戦略部 テクニカルエキスパート1グループ
2005年入社
理工学研究科 修了

PROFILE

入社後、貯留層・生産技術者としての知識や技術を学び、入社5年目にマレーシアに赴任し、生産・操業と探鉱の2つのオペレータープロジェクトに携わりました。その後、2回目のマレーシア勤務を経て、現在は本社で技術評価や技術支援に関わるチームを率いています。

INDEX

  • [CAREER.1]入社1年目

  • [CAREER.2]入社5年目

  • [CAREER.3]入社14年目

  • [CAREER.4]入社19年目

[CAREER.1]入社1年目貯留層・生産技術者としてキャリアをスタート

現場での研修、
他社との共同スタディで基礎を学ぶ。

新日本石油開発に入社後、他社と共同で行われる現場研修に参加し、石油開発に関わる知識と貯留層技術者としての基本スキルを学びました。その後、他社との共同スタディに参加。欧州や東南アジアでのプロジェクトに関わり、貯留層技術者として資源量の評価に携わりました。先輩技術者の指導のもと、若手のうちから実践的な技術を学ぶことができ、この時期に得た基礎的な知識が現在の業務でも大いに役立っています。大学の研究室とは違い、現場で得られるデータには多くの制約があることを学び、資源量評価の難しさと重要性を改めて実感しました。

[CAREER.2]入社5年目初めてのマレーシア赴任

最前線に立ち、
貯留層・生産技術者として貴重な経験を積む。

マレーシアのミリ事務所(当時)へ赴任。初めての海外駐在です。約4年半にわたって生産・操業段階と探鉱段階の2つのオペレータープロジェクトに携わりました。前者のプロジェクトでは、生産中のガス田における追加生産井の立ち上げに関わる、埋蔵量評価などを経験。また、後者では、複数の試掘井における開発計画の検討・提案からデータ取得計画の策定、作業中の評価など一連の業務を担当しました。生産・操業、探鉱という異なるステージのプロジェクトに最前線で携われたのは、貯留層・生産技術者として幸運な経験。綿密な準備のもと掘削した井戸で産出試験に立ち会えた瞬間は、今でも忘れることができません。

社員の仕事風景

[CAREER.3]入社14年目再びマレーシアへ赴任

多様な技術者たちを率いる
ゼネラルマネージャーに。

約5年半の本社勤務を経て再びマレーシアに赴任し、クアラルンプール事務所に配属されました。1回目の赴任と異なり、求められる役割も大きく広がりました。赴任当初はチーフエンジニアとして貯留層・生産技術者をリードする立場にありましたが、その後、貯留層・生産技術グループのマネージャー、さらにはより広範囲にサブサーフェス関連部署を統括するゼネラルマネージャーに。追加開発計画の策定、新規井戸の掘削、資源量評価方法の改善などに、四十数名のメンバーを率いて取り組みました。多様性に富んだメンバーが一つのチームとなり、目標に向かって突き進む時のエネルギーは強力。前回の赴任時に感じたやりがいとはまた違う、格別な達成感を味わいました。

[CAREER.4]入社19年目本社に帰任し、新設された部署に

本社勤務ならではの視点から、
プロジェクトを俯瞰する。

5年間のマレーシア駐在を終えて、本社に帰任。新設された部署でグループマネージャーを務めています。貯留層・生産技術者ばかりでなく地質、物理探査など多様な分野の技術者からなるチームを率い、既存や新規プロジェクトにおける技術評価や技術支援などを統括。また、全社的な技術戦略の一環として、多様な分野の技術者たちを連携させる新しい仕組み作りにも取り組んでいます。本社での仕事の魅力は、このように高い視点からプロジェクトや事業に携われること。もちろん、最前線での経験がその礎になっていることは言うまでもありません。何年か後には再び海外に赴任することになるかも。現在培っている経験を活かして、また違う視点から新しい業務にチャレンジしていこうと思っています。

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