社員インタビュー

世界を実感しながら、
石油・天然ガス開発の現在、
そして未来を担う。

技術系貯留層・生産

J.S.

ブンドク社(UAE)
2021年入社
地球・環境資源理工学専攻 修了

PROFILE

学生時代も石油生産工学を専攻。学会やインターンシップで会った先輩技術者の印象が入社の決め手になった。とても親身に接してくれて、ぜひ一緒に働いてみたいと思った。若手のうちから海外に飛び出すチャンスがあることにも魅力を感じた。

INDEX

  • 現在の仕事は?

  • やりがい・魅力は?

  • 今後の目標は?

  • オフタイム/1日のスケジュール

現在の仕事は?

UAEのブンドク社に赴任し、
貯留層・生産技術者として生産・操業と開発計画策定に携わる。

貯留層・生産技術者として、UAEのアブダビにあるブンドク社に出向しています。私が所属する貯留層技術グループは、ナショナルスタッフを含め4人。ブンドク社はスタッフ数もそれほど多くないので、貯留層技術を中心に幅広い業務に携わっています。その1つが、生産・操業のサポート。現場から送られてくる生産状況のレポートをもとに、生産が最適化されるように井戸のパフォーマンス改善やスケジュールなどに関する提案を行っています。もう1つのミッションは、将来を見据えたスタディです。原油の生産量が最大化されるように、新規井の開発、操業中の井戸の増産などに向けた調査・検討を進めています。普段はオフィスでの業務が中心となりますが、時には海上の施設に出向いて現場の作業に立ち会うこともあります。石油・天然ガス開発会社にとって、生産量は企業としての価値そのもの。現在の生産・操業、そして未来のためのスタディ。双方の視点に立って生産量の向上にチャレンジできることに面白さを感じています。

やりがい・魅力は?

多様な技術者とチームを組み、
ベストを尽くすプロセスに魅力を感じる。

石油・天然ガス開発の難しさは、地中でどのようなことが起こっているかを自分の目で確認できないこと。そのため、想定外の結果となることが頻繁にありますが、手持ちのデータをもとに議論を重ねて評価を行い、チームとしてベストを尽くすプロセスに魅力を感じています。一方、生産量に直結する技術であるため、自分たちのわずかな判断ミスが会社の利益に大きな影響を及ぼす可能性も。責任は重いですが、それがまたやりがいに繋がっています。ブンドク社では、日頃から複数の部署の技術者たちが連携しながら仕事を進めています。赴任当初は文化の違いなどで戸惑うこともありましたが、最近ではコミュニケーションも円滑になってきました。女性技術者は少数派ですが、そんなことも意識することなく毎日楽しく仕事に取り組んでいます。

社員の仕事風景
社員の仕事風景

今後の目標は?

自ら関わったスタディで新しい井戸を開発し、
生産が始まる瞬間を見届けてみたい。

私がブンドク社に出向したのは入社3年目。このように若手のうちから海外で活躍するチャンスがあるのはENEOS Xploraの大きな魅力だと感じています。こちらに来て実感するのは、大変なこともある分、自分自身の成長スピードが格段に速まったということ。赴任して10ヵ月経ちますが、本当にあっという間だと感じています。貯留層技術はもちろん、幅広い分野の知識を最大限に吸収しようと思っています。その先は、いずれ東京へ帰任することになりますが、さまざまな経験を積み、いつの日か、またブンドク社に戻ってきたい。自ら関わったスタディで開発された新しい井戸の生産が始まる瞬間を見届けることが現在の目標です。

オフタイムOFF TIME

休日の過ごし方はインドア派。部屋でのんびりすることが多いです。アブダビは高温多湿のイメージがありますが、過ごしやすい気候の時期もあり、街中を散歩したりしています。中東ばかりでなく多様な地域の料理が揃っていることもこの街で暮らす楽しみです。

1日のスケジュール1DAY SCHEDULE

7:00
出社。生産操業データのレポートを確認し、生産量の少ない井戸に対する施策について他部署、オフショアへ連絡と相談
7:30
貯留層シミュレーションの結果確認、報告資料の取りまとめ
9:00
上司に報告し、今後の方針を議論
10:00
他部署の技術者と打ち合わせ
12:00
昼休み。ランチはタイ人シェフがつくる日本食のお弁当
13:00
UAE・カタール政府関係者とのオンライン会議
15:00
貯留層シミュレーションの追加ケースをラン、親会社、政府へ提出する生産量レポート作成など
16:00
退社

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