社員インタビュー

物理探査技術者として、
石油・天然ガス開発の
最前線に立つ。

技術系物理探査

Y.M.

クアラルンプール事務所
2019年入社
理学系研究科 地球惑星科学専攻 修士課程修了

PROFILE

大学時代、地震波を用いて地下構造を推定する研究に面白さを感じ、石油開発会社の技術者を志した。機械学習にも興味があり、面接時にその話をしたところ、とても高い関心を示され、新しいことにもチャレンジする会社だと感じて入社を決めた。

INDEX

  • 現在の仕事は?

  • やりがい・魅力は?

  • 今後の目標は?

  • オフタイム/1日のスケジュール

現在の仕事は?

マレーシアでのガス田開発に向けた資源量評価のため、
地震探査データから地下構造を明らかにする。

物理探査技術者として、海上のガス田開発に向けた資源量評価に携わっています。地震探査データを使って断層や褶曲といった地下の構造や過去の堆積環境を解釈し、3次元的に地下構造を明らかにするのが私たちの仕事。その後、地質技術者、貯留層・生産技術者による地下のモデル化およびシミュレーションの結果から、資源量や将来の生産量が評価されます。私がマレーシアのクアラルンプール事務所に赴任してきたのは1年ほど前。マレーシアの国営石油会社と共同チームを組んでいるため、国際色豊かな環境です。メンバーの誕生日には職場でお祝いをするなど、アットホームな雰囲気にもすっかり馴染みました。物理探査は専門的な知識と豊富な経験が求められる仕事。上司をはじめチームのメンバーたちと賑やかに議論しながら評価に取り組んでいます。オフィスでの業務が中心になりますが、この夏には現地調査のために1ヵ月ほど海上で現場勤務していました。

やりがい・魅力は?

多様なエキスパートたちと議論を重ねる日々。
現場で幅広い知識を学び、物理探査の知見を深める。

2019年に入社後、本社で物理探査や機械学習に関わるスタディに携わりました。あの頃との一番の違いは、地質や坑井、施設などさまざまな分野の技術者と日々議論する機会があること。油田・ガス田の開発には多様な技術が結集されることを現場に来て改めて実感しています。幅広い知識を学べるとともに、物理探査技術者としての専門性を磨くことの重要性を痛感する日々です。現在、一緒に資源量評価に取り組んでいる上司はとても経験豊富な技術者。私では気づかないような視点も交えた質の高い評価を目の当たりにして、学ぶことがたくさんあります。自分の未熟さに落ち込むこともありますが、チームでの議論で解決策が閃いたり、他分野の技術者も納得する評価を提案できたりすると、みんなで喜びを共有できてやりがいを感じます。

社員の仕事風景
社員の仕事風景

今後の目標は?

CCUSにおいても鍵を握る物理探査技術。
最前線に立ち、社会を支える仕事に挑み続けていく。

自分たちが行った解釈から地質モデルが組み立てられ、そのモデルをもとに資源量が算出され、どこに生産井を掘削するか検討される——。スケールが大きいだけにプレッシャーもありますが、石油・天然ガス開発に携わっている、ひいては社会に貢献しているという手応えこそが仕事のやりがいです。現在進めているプロジェクトは、数年後にはマレーシアのエネルギー供給を支える役割を担うはず。いつか自分はこの地を離れるかもしれませんが、順調にプロジェクトが進展することを願っています。物理探査は、石油・天然ガス開発ばかりでなく、現在ENEOS Xploraが推進しているCCUSの実現においても欠かせない技術。物理探査技術者としての知見を深め、プロジェクトの最前線に立ち、社会を支える仕事にチャレンジしていきます。

オフタイムOFF TIME

サウナにハマっています。入社1年目に「サウナ・スパ健康アドバイザー」という資格も取りました。マレーシアにもサウナはあるのですが、大好きな水風呂が少ないことが残念。リフレッシュ休暇の際はできるだけサウナに通おうと計画しています。

1日のスケジュール1DAY SCHEDULE

8:00
出社。メールチェックなど
8:30
デスクにて地下構造の解釈や速度モデルの構築などの作業
10:00
作業中の評価について上司と相談
12:00
昼休み。同じ部署のメンバーとオフィスの近所でランチ
13:00
ミーティング。最近の作業進捗をチームメンバーと共有
15:00
地質や掘削など他分野の技術者と議論
16:00
地下構造の解釈や速度モデルの構築などの作業
18:00
退社

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