プロジェクト紹介 マレーシア

日本への天然ガス供給の
一翼を担うプロジェクト

PROJECT.1SK10プロジェクト アジアのエネルギー安全保障確保に貢献する

マレーシア・サラワク州沖のSK10鉱区天然ガス・原油開発・生産プロジェクトは、1987年に当社がオペレーターとして鉱区権益を取得して以来、探鉱・開発・生産を行っており、2023年に天然ガス生産開始20周年を迎えました。
SK10鉱区で生産される天然ガスは、海底パイプラインでビンツルにある液化プラントに送られ、LNGとして日本を含むアジア諸国に出荷されており、日本をはじめとするアジアのエネルギー安定供給に貢献しています。

SK10プロジェクト

PROJECT.2ガス田群新規開発プロジェクト(BIGSTプロジェクト) CCS実装による
カーボンニュートラルの実現を目指す

当社は2024年にマレー半島沖合の既発見未開発の高CO2ガス田群(Bujang、Inas、Guiling、Sepat および Tujoh、以下「BIGST」)の権益を取得しました。
BIGSTは豊富な天然ガス埋蔵量(約4兆標準立方フィート)を有することが確認されていましたが、ガスとともに高濃度のCO2を含むことから、これまで開発が見送られてきた経緯があります。
当プロジェクトは、天然ガスとともに産出されるCO2を分離・回収し、近隣の減退ガス田に圧入する、従来型の天然ガス開発と環境対応型事業であるCCSを組み合わせた、低炭素の石油・天然ガス開発事業のモデルケースとなっています。
マレーシアの国営エネルギー会社であるペトロナス社、ペトロナス社100%出資運営会社であるペトロナスチャリガリ社とともに、天然ガス需要が増加するマレーシア国内へのガス供給増に貢献するとともに、CCS実装によるカーボンニュートラルの実現に向けて、具体的な検討を進めています。

共同操業協定締結式の様子

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