ニュースリリース

2020年

2020年1月 6日

2020年 社長(細井 裕嗣)年頭挨拶について

各  位
 
明けましておめでとうございます。
本日行われました、当社社長 細井 裕嗣の社員に向けた年頭挨拶の要旨を、下記のとおりお知らせいたします。
 
 
 
1.  第1次中期経営計画の進捗
 
 昨年までの当社事業を振り返ると、世界各地のプロジェクトにおいて、全社員で安全・安定操業を継続し、操業や開発作業でコスト削減に努力してきた結果、既存事業の価値最大化が順調に進捗している。
 具体的には、開発段階にあった英国、マレーシアでのプロジェクトが、それぞれ生産を開始し、ベトナムにおいては、生産中の油田の鉱区期限の延長申請が承認された。インドネシアでは、LNGプラントの拡張に向けての建設作業が進んでいる。
 また、厳しい環境下、保有資産の選択と集中に粘り強く取り組んだ結果、資産の整理を一段落させ、低油価耐性を高めることができた。
 
2.  第2次中期経営計画
 
 第2次中期経営計画の骨子は、第一に、既存資産の価値最大化であり、当社が強みを発揮できる地域・分野に経営資源を集中することである。
 第二に、需要が大きく伸長する東南アジアでのガス・サプライチェーンの拡充や、環境対応型事業にも力を入れていく。
 技術面では、EOR(原油増進回収法)関連、CCS(二酸化炭素回収・貯留)関連、最先端技術を導入した操業効率化関連を重点技術として位置付ける。
 また、デジタル技術活用により、業務効率化を目指し、効率化によって創出されたリソースは、今後当社が注力すべき石油・天然ガス開発事業周辺分野での新規事業に取り組むための力としていく。
 
3.  最後に
 
 今年、グループの経営体制が変更となる。我々はこれからJXTGグループの経営方針のもと、事業特性に応じた自律性、機動性、独立性を高めた業務遂行を目指していく。
 経営の重点事項として、当社の実情に合ったバランスのとれたリスク管理を行うとともに、これまで同様、キャッシュフローを主軸とした経営管理を行う。
 この1年も、健康の増進、安全の確保、コンプライアンスの徹底に努め、「挑戦意識」と十分な「備え」を持って、目まぐるしく変化を続ける事業環境に果敢に挑んでいこう。
 
 
以 上