人材育成/ワーク・ライフ・マネジメント
人材育成の取り組み
当社は、急速に変化する事業環境の中で成長戦略を実現するためには、創造と革新の精神を持ち、グローバルに挑戦し続ける人材の育成が重要な経営課題の一つであると捉え、採用・配置・評価・昇格・教育の各フェーズにおいて、一貫性のある人材育成体制の整備を進めています。
この一環として、人材育成の取り組みを強化するため、2010年度に「人材育成基本方針」を定め、これに基づき研修体系を整備しました。また、その実効性を高めるために、経営幹部が人材育成を積極的に推進する会議体を設置し、取り組みの成果を定期的に確認しています。
ENEOSグループ全体での取り組み
- 1.グループ経営幹部候補の養成
階層別の選抜研修などを通じて、将来のグループ経営を担う幹部候補の養成を進めています。
- 2.「働き方改革」につながる各種施策の推進
多様な人材の育成を効果的に進めるための素地づくりとして、「働き方改革」につながる各種施策を積極的に推進しています。
ENEOS Xploraとしての取り組み
- 1.階層別等研修
階層別の研修やコア人材を育成するための研修を実施しています。
- 2.若手従業員の海外派遣
主に入社後数年以内の若手従業員を対象に、E&P(石油開発)事業の実務を現場で学びつつ現地業務に貢献できるよう、明確なコアテーマを設定し、海外現業所への3ヵ月~6ヵ月間の派遣を実施しています。
- 3.キャリア開発面談
従業員本人の希望と会社のニーズを合致させ、中長期的なキャリア開発の実効性を高めるため、キャリアの節目で面談を実施しています。その上で、一人一人が「将来の自分像」を目指して挑戦を重ねることを、会社としてサポートしています。
- 4.従業員教育プログラム
E&P事業に関連する技術や契約書、経済性計算などに関する知識を身に付けるため、主に若手従業員を対象にした12のプログラムを通年にわたって実施しています。手作りの教材を用いて社内講師が講義を行います。
当社人材育成に関する紹介ページ「個人の成長を支える取り組み」
次世代育成支援への取り組み
当社は、次世代育成支援対策推進法に基づき、2025年4月に新たな一般事業主行動計画を策定しました。引き続き、本計画に沿って、従業員が働きながら、安心して妊娠や出産、育児に臨める人事制度や職場環境の維持・改善に取り組んでまいります。
ENEOS Xplora株式会社 「一般事業主行動計画」(第6回)※
期間:2025年4月1日~2028年3月31日
目標1:【妊娠・出産・育児をあたたかく見守る職場環境の維持・改善】
周囲の協力が必要不可欠な妊娠・出産・育児というライフイベントに、従業員が働きながら、安心して臨める職場環境を維持・改善する。
数値目標1
計画期間内における男性育休取得率70%以上を維持する。
<対策>
- 役員・従業員の理解促進
- 制度周知の徹底
数値目標2
従業員一人当たり各月ごとの法定時間外労働及び法定休日労働の合計時間数、20時間未満を維持する。
<対策>
- 役員・従業員の理解促進
- 長時間勤務の状況を把握し、削減するための措置を実施
目標2:【誰でも安心して妊娠・出産・育児に臨める人事制度の維持・改善】
従業員が安心して妊娠・出産というライフイベントに臨み、男女ともに仕事と育児をいきいきと両立できる人事制度を維持・改善する。
<対策>
- ワーク・ライフ・バランスをサポートする時間および空間の自由度の高い就業制度
- キャリアを継続しながら配偶者とともに育児ができる制度
- 共働き世帯の子育て環境に配慮した制度
- 育児期間に柔軟な勤務形態で働ける制度
- 男性従業員が配偶者の妊娠・出産をサポートするための制度
- ※第1~5回行動計画については2025年3月までに実施済み